あれから
車でCDを流しては泣き、同志からDMをいただいては家で1人ギャン泣きし、「ラーメン屋がエンドレスでチバユウスケだったよ」と聞かされては愛想笑いするしかないような数日間を送っておりました。
言葉にするには重くて口にできなかった「追悼」ですが、悲しすぎたので、いいからもうみんな聴け、との乱暴な思いでLINEのプロフィールに世界の終わりをくっつけました。
これはわたしの勝手な妄想ですが、彼は音楽で世界を良くする人でした。優しさを音楽を通して届ける人でした。
わたしは、体力もないので範囲は限定的ですが、日々ニコニコしながら周りの人に優しくすること、他愛ない会話をすることで相手のトゲを削ること、空気を清浄化もしくは正常化すること、それが役割だと思って暮らしてきました。
つまり同士だったんだと勝手に納得することにしました。
つい先日の仕事中、わたしよりずっとご年配のお客様に声をかけられ、ご自身の身の上話などひとしきり語られたあと、「わたし知り合いからね、あんたのお役目はまだ終わってないよ、あんたは居るだけで周りを明るくするから、まだそれしなくちゃいけないからまだ死ねないよって言われたんだよね」とおっしゃる。
信じる信じないは置いておくにしても、なんだか1人じゃないと言われたような、慰められたような気持ちになったのでした。
ちんぷんかんぷんな話で、読んでくれてる人にはちょっと申し訳ない。
んだけどね、わたしもこの生身と、あとはこの絵でね、なんとかもっと広範囲に出来ないかなと思った。チバさんみたいには出来なくても。
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